大切な人を亡くした時、皆経験あると思います。
本日は、母のBirthday。
お祝いに、「ムッシュの店」を予約。
仕事、なんとか切り上げて、母と店へ。
うちの母は、手前味噌ですが、母の鑑みたいな人と思ってます。
フツーに会話し。
いつもと違う行動と言えば、ライターを買いにセブンへ寄った時。
「香典袋が欲しい」と、車を降りてきたこと。
「あれ?誰か近所で亡くなったの?」と聞いても、答えない母。
「手持ちが無くなったから、買っておこうと思って」・・って。
アタシの母の性格じゃ、そりゃ有り得ないな・・・。
誰が亡くなったんだろう???
そして、お店で食事をして。
最後、デザートって段階で、息子から着信。
その時はもう、私達だけだったので、お店の人に「携帯いいですか?」
と聞いて、電話を取る。
息子:「今、いい?」
ワタシ:「今、おばーちゃんとレストランで食事中だけど、いーよ」
息子の声で、何か異常があったことはわかる。
思わず、店を出て話をすると、息子の友達が亡くなったそうで、
明日ご葬儀とのこと。
それは、私の母から聞いた、とのこと。
思わず、あまりにも意外な話に、耳を疑う。
だって、彼は21歳ですよ。
なんで?
とりあえず、息子と電話を切り、テーブルに戻り。
母に、「あなた、アタシに内緒事してたでしょう?」と聞くと、
実は今日は食事の気分では無かったが、私が母の為に
セッティングしてくれたので、出て来たとのこと。
何故、亡くなったから知らないが、息子からの話だと、最近
事故を起こしたとのこと。
それが原因だったのかと思いたかったけど・・・。
自ら命を絶ったらしい・・・。
この世に、命意外に大切なものがあるなら、教えて欲しい。
命より、大切なものはあるの?
苦難・困難も、死を選択する位なら、そこから逃げてもいいと思う。
だって、命は再生出来ないから。
私は、彼が好きだった。
いつも素直で純白で。
私のロールキャベツを、息子は何も言ってくれないのに、彼は
「これ、全部手作りですね、美味しい」と言って、食べてくれた。
朝食の手作りピザトーストも、お替りしてくれた。
彼は、純白な子供だった。
純白って、この世の中では、生きにくいですか?
でも、アタシは生きて欲しい。
大人の泥まみれな社会の中で、純白が茶色くなって、ドス黒くなって・・。
それでもいいじゃないですか。
だって、生きているんだもん。
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